2017/07/24

石のゲタはイタリアが元気です


ITALAB HERON 1000 Solid State Amplifier  1KW・・・QRZ Now

って言うのを知りましてこれ。






これ、一見して、この無骨なデザインからして高周波電源屋さんでしょう?、、、というと、

Italab

思った通りでした。

今のリニアアンプ界、タマのゲタは東欧のACOMやOMパワーが天下取りましたが、ソリッドステートモノではイタリアがむやみに元気です。RMイタリーは小型のアンプで、そして世界を席巻したSPEがあります。

これらは本来われわれの東京ハイパワーが担ってきた分野なんですけど残念ながら斃れ、JAで気を吐いているのはわずかに同じく高周波電源屋さんのサムウェイだけ、というのが涙を誘います。

で、日本もイタリアも技術力に関しては変わらないのになぜJAではこういう元気なのが興らずショボーンなのかなあ、思うわけです。

で、これらイタリアメーカーの出自を見るとSPEっていうのは、ファウンダーのDr. Gianfranco Scasciafratti (I0ZY)の、元々の電電会社が、趣味が高じてゲタ屋さんになってるみたいだし、RMイタリーは元々CB屋じゃないですかこれ? CWだけで使うならC級の安いやつでよさそう。いやダメか。

JAでも高周波電源屋さん見てみますとダイヘン


こんなナイスデザインの超ハイパワー電源があるじゃないですか。アマチュア用のゲタ出せば良いのになぜやらないのでしょうか?

というと、イタリア、まあ他にはエレクラフトなんかもそうなんですけど、にんげんの生きる本来の目的である、「真剣に道楽に打ち込む」、という姿勢、これがJAには無いですねえ。クビにならないことだけ思い患ってる。

 ですからこのイタリアの元気に学び、わたしも楽しく真剣に道楽に打ち込みな人生を送ろうと思いました。さいわいわたしには、「焼きもの」、という世界最高に楽しい道楽があります。


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