ということらしいんですが、NCDXCの当該ページにあるこれ、
この「エルマー」いうのが解らない、たしかにアマチュア無線関連でエルマー言うのは見た覚えがある、でも辞書引いてもわからない。ふつうに人名であり、動詞的にElmeringなんて使うよなのおかしいし、一般的な言葉では無いらしい、なんだろう?、と、ARRLのところに説明がありました。
メンターのことなんですな。
で、その元?であるところのWD9Yといふひとは、
“Elmer” Inspiration, Elmer “Bud” Frohardt Jr, W9DY, SK ARRL
去年に93歳で亡くなっているらしい。
アマチュア無線関連でElmer検索すると、エルマーエルマーむやみに出てきますが、メンタリング、いわゆる対話形式による教え、っていうのは民主主義的・彼の地ではきわめて盛んです。
で、わたしは対話と助言によるメンター制度は嫌いです。
たとえばフランスに料理修行に行けばまずは皿洗いからです。そして鍋を洗う際にコッソリ、シェフの作ったスープの味を盗もうとしても、自分の味を盗まれまいと、シェフは洗わせる前に鍋に塩を入れてせっかくの残り汁を台無しにします。
また焼き物修行では、なにもいっさい教えてくれません。仕事しながら師匠のロクロをじっと見ることなんてできないですから、土練りやってるその背後で師匠のロクロの雰囲気だけでタイミングなどを背中で感じ取るしかありません。「おまえの土練りはあかんなあ」、言われるだけ。
アマチュア無線においてもかくありたい。
上手くなりたいなら、どうやってでも上手いひとのテクを盗む、真似る、おまえヘタクソ言われる、
そっちがそうなら相手がイヤがってでも食らいついて質問攻めにする、、、大学の研究室でも懇切丁寧に教えてもらったことなんかない、自分で考えろや言われる。
アマチュア無線以外のことでも、なんのことでもそうやって自分は上達してきました。
QRZナウのK6YPのお言葉、「HFに新しい血をリクルートしなければならない」とかなんとかおっしゃっておられますがアマチュア無線、
NCDXCのプレゼンPPTも見てみましたけど、お与えで、座学で、対話形式でどうこうするものでは無い、もっぱら個人的興味にしか依りませんから、残念ながら徒労に終わると思います。
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